南アルプス市のファミリー・サポート・センターの仕組みや利用方法をご説明
もともとは働く方々の仕事と育児の両立のために労働省（当時）が設立した事業でしたが、現在はすべての子を持つ家庭を対象としたサービスとなったのがファミリー・サポート・センターです。
山梨県南アルプス市でも子育て支援に力を入れており、このサポートを取り入れております。
本記事では、このファミリー・サポート・センターの仕組みや利用方法をご説明いたします。
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南アルプス市の「ファミリー・サポート・センター」の仕組み
ファミリー・サポート・センターとは、地域の相互援助組織であり、保育園や幼稚園の機能は提供していません。
このセンターは子育て家庭の依頼会員と、保育活動の援助を希望する提供会員との連絡や調整をおこなう役割を果たしています。
提供会員には特別な保育資格は必要ありませんが、援助活動をおこなうために必要な講習を受講する仕組みが用意されています。
相互援助活動を実施する際、通常は提供会員がひとりの子どもを預かることが原則です。
南アルプス市のファミリー・サポート・センターでは、依頼会員を「おねがい会員」、提供会員を「まかせて会員」と呼び、対象者は概ね3か月から小学6年生の子どもがいる家庭を対象としています。
利用の理由は、幼稚園の送り迎え、兄弟の世話、子育ての休息など、基本的には問われません。
●所在地：山梨県南アルプス市小笠原376 南アルプス市役所 子育て支援課
●アクセス：「南アルプス市役所」バス停より徒歩1分
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南アルプス市の「ファミリー・サポート・センター」の利用
南アルプス市のファミリー・サポート・センター利用条件は、上述にもあるように、おねがい会委員の場合は南アルプス市在住で、概ね生後3か月の乳幼児から小学校6年生までの子どものいるかたが対象です。
まかせて会員は南アルプス市在住の心身ともに健康で支援活動に理解を持つ満20歳以上で、講習会に参加できる方になります。
おねがい会員とまかせて会員は両方登録が可能で、利用したり活動したりご自身のタイミングで変えるのも可能です。
サポート講習会では、まず先輩会員の体験談を聞き、保険・健康についてや子どもとの関わり方や食事と心の関わり、事故防止・応急手当やコミュニケーションについて7項目の講習内容が詰まっています。
料金は、おねがい会員がまかせて会員に支払いをおこないます。
平日は午前7時～午後7時で1時間800円、夜間・土日祝祭日・特定日は1時間900円で利用ができますが、平成23年から利用料の助成制度が始まりました。
助成内容は、子どもひとりあたり1時間につき200円、所得税が非課税のひとり親世帯は400円が1回3時間まで市より助成されます。
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まとめ
頼れる方を見つけるのが難しいおねがい会員や、誰かを支援したいまかせて会員にとって、ファミリー・サポート・センターは頼りになる存在です。
講習を受けたり、補償保険を利用したりすることができるため、気になる方は、市役所を訪れて詳細を尋ねてみることをおすすめします。
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