スマートハウスとは?購入のメリットや費用をご紹介
近年ではマイホームとしてスマートハウスの購入を選択する方が増えているのをご存じでしょうか。
今回はスマートハウスとは何か、購入するとどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
また、かかる費用についても触れているので、マイホーム探しをしている方は参考にしてみてください。
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スマートハウスとは
そもそもスマートハウスとはどのような住まいなのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
エコに特化した住宅
スマートハウスとは、エコに特化した住宅を指します。
自分の家に設置されている太陽光発電機を使用して電気を作り、それを住宅内に蓄えておける特徴があります。
常に住まいが電気を生成している状態になりながらも、作った電気が蓄えられていて無駄にならないため、電気の使用量が必要最低限になるのが特徴です。
これまでこうした住まいはあくまでも想像上の物として扱われていましたが、近年ではスマートハウスとして形になりました。
日本国内はもちろん、世界的にもIT技術は常に進化を遂げています。
最先端の技術が多方面に活用される時代になったからこそ、こうした特徴的な住まいが生まれたと言えるでしょう。
近年注目されている住宅
スマートハウスは認知度が近年上がっており、名前または住まいの概要を知っている方は、全国の建築者・マイホーム購入希望者の間で8割以上となっています。
家庭内で使用する電力を、自分の住まいでコントロールまたはマネジメントできるため、省エネ性能を発揮します。
こうした点に魅力を感じ、購入を前向きに検討する方も増えているのです。
日本国内で生活するためには、光熱費は少なからずかかります。
とくに季節によって寒暖差があるため、夏には冷房、冬には暖房を使用しなくてはなりません。
こうした状況下でも適切なエネルギー消費量に抑えられるため、月々にかかる電気料金を抑えられます。
しかも、先述したように自家発電装置を導入している特徴があるので、地球環境にも優しいです。
自分自身でエネルギーを賄えるため、万が一災害が起こっても悪影響を受けるリスクが低くなっています。
周りの家が停電してしまっても、自家発電装置があればある程度の電力を保ったまま生活できるのです。
また、余った電気はそのまま売却できるため、費用対効果が優れている点でも注目されています。
HEMSとは
HEMSはスマートハウスに導入されている、頭脳のような役割です。
IT技術を最大限に活用した住まいのため、HEMSの存在意義はとても大きなものとなっています。
HEMSの特徴として、電力消費量が可視化されている点が挙げられます。
たとえばスマートフォンをはじめとする端末で専用アプリを立ち上げるだけで、各家電が使用している電力をチェックできるのです。
また、時間ごとの電力消費量もチェックできます。
「朝方は電力消費量が少ないけれど、帰宅時間である夕方以降から多くなる」のように、状況把握に役立ちます。
電力消費量が形になって見えるため、「休日は使いすぎないようにしよう」「この家電は使用電力を抑えよう」など、節電への意識が高くなるでしょう。
アプリで簡単にチェックできる点もHEMSの魅力となっています。
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スマートハウス購入にかかる費用
スマートハウスはどの程度の購入費用がかかるのでしょうか。
以下で目安を見てみましょう。
初期費用がかかる
スマートハウスを購入する場合、一般的なマイホームにはかからないコストが発生します。
たとえば初期費用として、自家発電機や蓄電池など、さまざまな設備を導入しなくてはなりません。
これらの機器を購入したり設置したりするのには費用がかかるため、ある程度のランニングコストを覚悟しなくてはなりません。
また、そもそも省エネ性を高めるために、住宅に使用されている素材も品質が高い傾向があります。
なかでも断熱性については、冷暖房の効果を最大限に発揮させるために重要視されている要素です。
断熱性が優れている素材は、一般的な素材よりも費用が高いため、工賃が上がります。
こうしたポイントを考えると、通常の住まいよりも100万円以上の金額がかかると考えられるでしょう。
設備や素材などの品質にこだわると、より高額なコストがかかります。
また、HEMSの導入にも初期費用として30万円程度かかるため、その点も考慮すべきです。
ソーラーパネルの工賃が大きい
とくにコストとして負担になりがちなのが、ソーラーパネルの設置です。
ソーラーパネルは省エネ性を発揮するために必要不可欠なものとなっています。
しかし、新築に設置する場合は100万円以上のコストがかかるため、ある程度の予算がないと導入が難しくなるでしょう。
また、ソーラーパネルを使用するためには家庭用蓄電池も必須です。
こちらは容量・性能に応じて値段が左右されるものの、グレードが高い製品を選ぶと数百万円以上のコストがかかります。
質の高い蓄電池は安定して使用できるメリットがありますが、予算によっては他の商品を導入せざるを得なくなるでしょう。
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スマートハウスのメリットとは
スマートハウスにはさまざまなメリットがあるため、多くの方に人気です。
以下で詳しく見てみましょう。
光熱費削減
スマートハウスのメリットは、光熱費を大幅に削減できる点です。
先述したように自家発電機器の導入によって、自分の家で電気を生み出せるようになります。
そのため、電気会社から電力を提供してもらう必要はありません。
光熱費が大幅に削減できるため、コストパフォーマンスが高いです。
先述したように、ソーラーパネルの購入には多額の資金が必要となります。
しかし、月々の電気料金が抑えられるため、長くスマートハウスで生活した場合は、元が取れると考えられるでしょう。
しっかりメンテナンスすれば、長きにわたって快適な環境で生活できるので、費用対効果が高い住まいとして注目されています。
災害時の対策が可能
台風や地震などによる災害があると、停電によって電力が配給されなくなり、家電製品が使用できなくなる場合があります。
停電すると冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品が使用できなくなり、夜も真っ暗な中で過ごさなくてはなりません。
しかし、スマートハウスは蓄電池によって電気を溜めておけるため、ある程度の期間はその電力を使う形で生活できます。
他の家庭が停電しているなかでも、いつも通りの生活をそのまま送れるため、災害による被害が最小限になるでしょう。
電気自動車を使用している方にもおすすめ
近年では電気自動車を購入する方が増えています。
ガソリンではなく電気で動くため環境に優しく、機能性が高い点で注目されている車です。そんな電気自動車とHEMSを組み合わせて使えば、運転でどの程度の電気を使用しているかを把握できます。
もちろん停電時にも、蓄電池の電力を使用すれば充電が可能です。
災害時にはガソリンスタンドが使用できなくなる、燃料代が高くなるなどのマイナスポイントがありますが、それらの影響を受ける心配がありません。
日本ではいつどんな災害が起こるか分からないと言われているため、リスクが比較的高いと言えます。
しかし、そんな環境下でも災害によるトラブルリスクを回避できる利点があるため、スマートハウスなら安心して生活できるでしょう。
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まとめ
スマートハウスとは省エネ性に特化した住まいを指し、近年注目を集めています。
導入にはランニングコストがかかるため、ある程度の予算が必要です。
省エネ性に優れているため電気料金の削減ができるなど、メリットが豊富な住まいとして知られています。
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