周りに気付かれずに不動産売却をするためにはどうすればいいか解説!
不動産売却をするにあたって「事情があり、できるだけ周りに気付かれずに売却を済ませたい」と考える方もいるでしょう。
ここではそんな方のために、おすすめの媒介契約や、気付かれずに売るための売却活動の内容、そして不動産売却までにかかる期間の目安などを解説していきます。
周りに気付かれずに不動産売却をしたい方におすすめの媒介契約
不動産売却の際には、まず不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約には、複数の不動産会社に媒介契約が依頼できる一般媒介契約と、1社のみと媒介契約を結ぶ専任媒介契約および専属専任媒介契約の3種類がありますが、なるべく周りに気付かれずに売却したいのであれば、専任媒介契約または専属専任媒介契約で1社に絞ったほうが周りに気付かれにくいのでおすすめです。
また、専任媒介契約や専属専任媒介契約は、売却活動報告を定期的に入れてくれるというメリットもあるため、この点でもおすすめです。
また、媒介契約を依頼する前に「内緒で売りたい」という趣旨の希望を不動産会社に伝えることも忘れないよう気を付けましょう。
周りに気付かれずに不動産売却をするための売却活動の内容
不動産の売却活動は、周りに不動産売却を知られてもOKな一般的なケースであれば、以下のような方法が使われます。
●不動産情報ネットワーク「レインズ」への物件登録
●ホームページでの物件情報掲載
●住宅情報誌での物件情報掲載
●物件チラシの新聞折り込みやポスティング
●内覧案内やオープンハウスの実施
しかし、周りに気付かれたくない場合は、大々的な物件情報登録や掲載、近隣へのポスティング、オープンハウスの案内などはできないでしょう。
ですから周りに気付かれたくない場合は、「大々的に物件情報は載せず、会員登録した方のみに紹介するシークレット物件にする」「チラシの配布エリアを限定する」「不動産会社がニーズを見きわめ、自社の顧客に物件をご紹介をする」などといった感じで、売却活動の範囲がかなり狭くなります。
周りに気付かれずに不動産売却をしたい!期間も解説
一般的には、不動産売却の一連の流れにかかる期間の目安は6か月前後といわれています。
しかし、これはあくまでオープンな不動産売却の目安です。
周りに気付かれずに不動産売却をしたい場合は、どうしても「物件情報が人目につく機会が少ない」というハンディキャップが出てくるので、この目安からさらに数か月は期間が延びる可能性が高いです。
内緒で、しかも早く売却したいという場合は、不動産会社に直接買取してもらうという手もあります。
ただし買取価格は、仲介による不動産売却価格よりも安くなってしまうことは理解しておきましょう。
まとめ
今回は、周りに気付かれずに不動産売却をしたい方への参考情報をご紹介しました。
「気付かれないように」という点で売却活動にいろいろ制限が出ることを事前に理解したうえで、早めに売却相談をしましょう。
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