注目のLCCM住宅を購入するメリットとデメリットとは?
住宅購入を検討中の方のなかには、LCCM住宅という言葉を聞かれたことがある方も多いと思います。
近年、エコ住宅が注目されていますが、そのなかでも最高峰として国が推進しているのがこの住宅です。
この記事では、LCCMとはどんな住宅のことなのか、そのメリットやデメリットについてご紹介いたします。
LCCM住宅とは?購入時の補助金条件もご紹介
LCCMとは「ライフ・サイクル・カーボン・マイナス」の略で、エコロジーに配慮した住宅のことを言います。
これまでにあったZEH住宅は、CO2排出量をプラスマイナス0にするのに対し、こちらはマイナスにする効果を持ち合わせているものです。
そのため、ZEF住宅を上回るエコ住宅とされています。
LCCM住宅だと認定されれば、補助金制度(2019年の補助額は上限125万円)が利用できます。
認定条件は、建築環境総合性能評価システムであるCASBEE(キャスビー)の戸建評価認証制度に基づいたランクがSまたはAであることが基準となります。
この認定を受けるには、手続きの必要がありますので不動産会社の担当者などに相談しましょう。
LCCM住宅を購入するメリット
エコに優れた住宅ですので、住むことに対するメリットは多数あります。
まずは住宅そのものが気密性の高い資材で建てられているため、断熱性が非常に高い点です。
冷暖房などは最小限の使用で夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
つまり、光熱費が安くすむというわけです。
また、前述どおりCO2排出量をマイナスにするため、環境にやさしい住宅でもあります。
環境に配慮した住宅に住んでいるということで、心の満足も得られるのではないでしょうか。
LCCM住宅を購入するデメリット
一方でデメリットとしては、まだまだLCCM住宅の建築に対応できる建築会社が少ないことや、初期費用が高額になることが挙げられます。
国が推進しているといえど、まだまだスタートを切ったばかりの住宅ですので、対応できる会社は限られてしまいます。
そのうえ、建物に使用する資材や設備が高価であることも響いています。
また、CO2排出量をマイナスにするために屋根の形状を決めるため、それに影響されて部屋の間取りに制限がでる可能性もあります。
その点はあらかじめ覚悟をしておきましょう。
まとめ
LCCM住宅とはどのようなものか、補助金制度の利用条件や購入することのメリットとデメリットをご紹介しました。
まだ推進しはじめられたばかりの住宅ですが、徐々に浸透してきています。
ご自身にとってのメリットや必要性を加味して、一度検討されてみてはいかがでしょうか。
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