お風呂選びの失敗例を事前に把握して検討することで、満足できるお風呂を実現しやすくなります。
今回は、戸建てのお風呂選びで後悔しないためのポイントをご紹介します。
戸建てのお風呂の選び方① お風呂の大きさ
お風呂に設置する浴槽などの設備も重要ですが、まずは、お風呂の大きさを考える必要があります。
あまり小さくすると、リラックスタイムを過ごすのに不向きなお風呂になるので、1坪~1.25坪の大きさを目安にすると良いでしょう。
なお、お風呂が大きいと、掃除やカビ対策などの負担も大きくなるため、手入れの手間も考慮して調整する必要があります。
1616:一般的に1坪(2帖)タイプです。
1620:浴槽、洗場が広くなります。
1818、1717とメーカーショールームで広さを確認しましょう!
戸建てのお風呂の選び方② お風呂の失敗例
●汚れが目立ちやすい色や素材にした
家族が毎日使うお風呂は、ただでも汚れやすい場所ですが、湿気も溜まりやすく、カビが生えることもあります。
お風呂の壁や浴槽を淡い色にしたり、汚れが目立ちやすい素材にしたりすると、掃除やカビ対策などの負担が大きくなります。黒色はシックで落ち着いて高級感がありますが、カルキ汚れが目立ちます。
しっかり掃除をしたいのであえて汚れたらすぐ掃除ができるような色にする方もいらっしゃいます。汚れが目立たない色というだけであって、汚れています。
どうとらえるかは人それぞれです。
なお、お風呂の壁をヒノキにすると風流ですが、こまめに換気してカビ対策を行う必要があるので、あまり手入れの時間がとれない場合は注意が必要です。
●不必要なオプションをつけた
浴室暖房・テレビ・ミストサウナなど、多様なオプションが提供されていますが、必要な設備だけを設置したほうが無難です。
たとえば、入浴中にテレビを見ると別の家族が入れなくなるため、禁止することになる可能性があります。
後で不要だったと後悔しないよう、家族のライフスタイルに合ったオプションか検討することが大切です。
電気機器の寿命もしっかり考えてみてください。
メンテナンス費用も予め確認することをお忘れなく!
戸建てのお風呂の選び方③ お風呂のポイント
若いときは気にもならない段差も、高齢になるとつまずいてケガをする可能性があります。床の素材、浴槽の形も気にしてみてください。
予め段差がない・手すりをつけるなどバリアフリー仕様にすると、高齢になっても安心して利用できますね。
なお、最近はデザイン性の高い手すりが増えているので、おしゃれなアクセントとしてもおすすめです。
まとめ
以上、戸建てのお風呂選びで後悔しないためのポイントをご紹介しました。
なるべく掃除が楽な色や素材を選び、必要なオプションだけ設置することをおすすめします。
また、段差をなくしたり手すりをつけたりなど、バリアフリー仕様にしておくと高齢になっても安心なので、ぜひ検討してみてください。