注文住宅で失敗しないための外壁の選び方とは?
注文住宅は、持ち主のこだわりがたくさん詰まった住宅です。
クロス1枚にしても、ドアノブ1つにしても、持ち主のセンスを活かせるのがいいところ。
とくに外壁は、その住宅の第一印象を決めるとも言われる重要なポイントの1つです。
しかし外壁と一口に言っても実際には素材も種類も多種多様で、何を選べばいいのか頭を抱える方も少なくないでしょう。
今回ご紹介するのは注文住宅の外壁選びに役立つ、主な外壁の種類と特徴、そして選び方のポイントについてご紹介します。
注文住宅の外壁の選び方!知っておきたい種類と特徴について
外壁にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると6つの種類があります。
それぞれの種類、そして特徴についてご紹介します。
1)モルタル
デザインの自由度が高く、和風・洋風どちらのタイプの住宅でもマッチする外壁です。
防水性は高くありませんが、細かいヒビなら自分で補修することも可能です。
耐用年数は30年程度とされていますが、定期的なメンテナンスをおこなうことで30年以上持つ場合もあります。
2)ALC
コンクリート外壁材のALCは、内部に気泡を含んでいるのが特徴です。
内部の気泡によって空気の層が作られ、断熱性が高いコンクリート材です。
また、防音性も高い点が特徴です。
3)塗り壁
日本の伝統的外壁材である塗り壁。
外壁だけではなく、内装材としても活用されています。
水・土・植物などの天然素材を材料にしている点がもっとも大きな特徴で、漆喰であれば100年持つとも言われています。
ただし、職人の力量に左右される点も多い外壁材なのです。
4)窯業系サイディング
繊維質やセメントを窯で高熱処理を施して、板状に加工した外壁材です。
耐震性や防火性に優れているのがもっとも注目すべきメリットです。
デザインやカラーも豊富なのも特徴と言えるでしょう。
5)金属系サイディング
アルミニウム合金やガルバリウム鋼板などの金属系素材を原料にして、板状に加工した外壁材です。
軽量で防音・防水に優れていて、デザインやカラーバリエーションも豊富に取り揃えられています。
6)木質系サイディング
カラマツなどの無垢材や集積材を使用し、その上に塗装がされている外壁材です。
木の風合いを楽しむことができるという点が大きな特徴と言えます。
他のサイディング材と比べると耐火性は劣りますが、かわりに断熱性にはとても優れている外壁材です。
注文住宅の外壁の選び方!押さえておきたいポイントとは?
外壁材を選ぶ際のポイントですが、まずは建物の外観に見合う外壁材を選ぶことが大切です。
サイディングであれば、デザインもカラーも豊富にあります。
また、外壁材には耐久性・断熱性以外にも遮熱・防音・汚れに強いなど、外壁材によってさまざまな機能があります。
環境や利用状況によって、外壁材を選択してください。
そして最も重要なポイントとも言えるのが、価格です。
たとえ単価が安かったとしても、耐熱性や耐久性、将来的にかかってくるメンテナンス費用なども考慮したうえで、お選びいただければと思います。
まとめ
外壁材の種類と特徴、ならびに外壁材選びの際に押さえておくべきポイントについてご紹介しました。
外壁は建物の第一印象を決めるポイントです。
単価やデザインだけに惑わされず、メンテナンスのしやすさも考慮し、あなたの住宅にもっとも適した外壁材を選んでくださいね。
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