ビルトインガレージのあるマイホームのメリット・デメリット
車を所有している方がマイホームを建てようとするときには、「ビルトインガレージ」のある家にしようかどうか悩むと思います。
ここでは、そのような悩みを抱えている方のために「ビルトインガレージ」とはなにか、メリット・デメリットについて、ご紹介します。
マイホームに「ビルトインガレージ」があるメリットはなにか
「ビルトインガレージ」とはなにかというと、建物の内部に駐車できるスペースを確保したものをいいます。
「ビルトインガレージ」のある家を「ガレージハウス」と呼びます。
1階の部分に、車が入る大きな開口部があるという特徴があります。
メリットとしては、主に以下の4つがあります。
車を雨風から守ることができる
車を壁面で覆うことができるため、雨や風から守ることができます。
車にいたずらされたり、盗難されにくくなる
建物の中に車が入るため、いたずらされたり、盗難されにくくなります。
雨天の場合でも、車の乗り降りが楽になる
建物の中に駐車できるため、雨が降っていても、雨に濡れずに車に乗り降りをしたりすることができ、荷物も雨に濡れずに家に運ぶことができます。
固定資産税が安くなることがある
建物全体の延べ床面積のうち、ビルトインガレージの床面積が5分の1までであれば、そのスペースは延床面積の計算外となり、固定資産税が安くなるケースがあります。
マイホームに「ビルトインガレージ」があるデメリットはなにか
「ビルトインガレージ」には、メリットだけでなく、下記のようなデメリットもあります。
費用がかかる
「ビルトインガレージ」を設置するためには、開口部が広くても建物の強度が低くならないようにする必要があり、こだわりなどにより異なりますが、目安として1坪あたり50万円から80万円の費用がかかります。
マイホームの間取りに支障がでる
1階の大部分のスペースが「ビルトインガレージ」として必要となるため、玄関などの間取りの配置が限られ、一般的に1階にあるキッチンやリビング、バスルームを2階以上にしなければならないことも多いです。
車の排気ガスやにおいが溜まりやすい
「ビルトインガレージ」は、閉鎖された空間で、車の排気ガスやにおいが溜まりやすいため、換気扇の設置などの対策をする必要があります。
車のエンジン音や振動が響く
建物の中で車のエンジンをかけることとなるため、音や振動は家の中にも響きます。
シャッターをつけると、暗くなる
「ビルトインガレージ」にシャッターをつける場合も多いですが、シャッターが下りていると、とても暗くなってしまうため、照明器具などが必要となります。
まとめ
「ビルトインガレージ」があるマイホームは、車を雨風やいたずらなどから守りやすく、雨天の場合でも車の乗り降りが楽になるなどのメリットがあります。
ただし、費用がかかり、部屋の間取りに支障がでるなどのデメリットもあるため、十分に検討して、後悔することのないようにしましょう。
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