ディンプルキーの特徴とは?マイホームに導入するメリットとデメリットを解説
マイホームを購入する際、鍵をどのようなものにするか迷われる方も多いのではないでしょうか。
近年は幅広いシーンで使われるようになったディンプルキーですが、当然、家の玄関にも多く使用されています。
今回は、ディンプルキーの特徴やメリット・デメリット、なくしたときの対応などについてご紹介していきます。
マイホームにディンプルキーを導入するメリット
「ディンプルキーは防犯性が高い」といわれていますが、その理由は構造にあります。
一般的な鍵といえば側面がギザギザしている形状のものをイメージすると思いますが、ディンプルキーはそれとは違い、鍵の表面にいくつかの丸いくぼみがあるのが特徴です。
「シリンダー」と呼ばれる鍵を差し込む部分の構造も複雑なので、簡単にピッキングできないようになっています。
近年は、さらにピッキング対策に力を入れた商品も出てきていることから、空き巣犯に狙われにくいという特徴があるのです。
マイホームにディンプルキーを導入するデメリット
ディンプルキーは構造が複雑なのでピッキングされにくいというメリットがある反面、合鍵を作成するのに費用と時間がかかりやすいというデメリットがあります。
合鍵を作成するためには専用の機械や技術が必要になるため、一般的な鍵を作成する場合の3~5倍ほどの費用がかかってしまうのです。
専用の機械がない鍵屋さんではディンプルキーの合鍵を作成できないので、事前に問い合わせて確認する必要があります。
鍵屋さんで作成できない場合はメーカーに取り寄せを依頼することになるため、手元に届くまで時間がかかる場合も少なくありません。
急いで合鍵を作成する必要がある場合は不便に感じることかと思います。
ディンプルキーをなくしたときの対応
ディンプルキーをなくしたときのために合鍵を作成しておく必要がありますが、前述したように費用と期間がかかるのでくわしく確認しておくと良いでしょう。
ディンプルキーの合鍵を作成するのにかかる費用相場は、3,000円~5,000円といわれています。
ディンプルキーの作成に対応している大手合鍵屋さんなら、その場で作成できる可能性があるので1時間ほどで済みますが、純正のディンプルキーを作成するにはメーカーに依頼する必要があるため、3~4週間ほど期間がかかることもあるのです。
また、「空き巣に入られて鍵がこわれた」「不安なので鍵を交換したい」というときは、鍵の交換に火災保険が適用されるケースもあります。
補償内容は保険会社によって異なるため、確認してみると良いでしょう。
まとめ
ピッキングしにくく防犯性が高いことで知られるディンプルキーですが、合鍵作成に費用や時間がかかるなどのデメリットもあるので注意が必要です。
鍵の交換を検討されている場合は火災保険が適用されてお得に済むこともあるため、事前に確認することをおすすめします。
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