戸建てに表札を出さないメリットとデメリットとは?おすすめの付け方もご紹介
マンションやアパートなどの集合住宅では表札を出さない家も珍しくありませんが、戸建て住宅だと表札を出しているイメージが強いはずです。
しかし、実際には「戸建てでも表札を出さないほうが良い」という考えの方も少なくありません。
今回は、戸建てに表札を出さないメリットとデメリット、出す場合の付け方についてご紹介しましょう。
戸建てに表札を出さないメリットとは?
集合住宅の場合、表札を出さない家庭の割合は全体の半分以上を占めていますが、戸建てだと90%近い家庭が表札を出していることがわかっています。
その理由のほとんどが、防犯のためです。
確かに、近年は何かと物騒な事件も多いため、「名前を公開することで犯罪に巻き込まれてしまうのではないか」と心配になる方も多いでしょう。
表札を出さなければ誰の家かわからないので防犯面でのメリットは大きいですが、宅配便や郵便物が届いたときに誤配が起こるのを防ぐために、番地のみが書かれた表札を出している家庭もあります。
戸建てに表札を出さないデメリットとは?
表札がないと一目で誰の家かがわからないため、宅配便や郵便物の誤配が起こりやすくなるのがデメリットです。
そのほかにも、地域の方々に名前を覚えてもらえないので、コミュニティを形成しづらいという点を気にする方も多いのではないでしょうか。
もちろん、ご近所付き合いが苦手な方にとってはそれがメリットになりますが、災害が発生したときのことを考えると不安もあります。
普段からコミュニケーションをとっていないので存在を認識してもらえず、いざというときに助けてもらえないことにもなりかねません。
「何か表札を出せない理由があるのではないか?」と、ご近所から不審な目で見られてしまう可能性もあるでしょう。
戸建てに表札を出すときの付け方
表札を出す際の注意点として、情報は最小限に抑えることが大切です。
「自分たちの家」ということをアピールしたい気持ちもわかりますが、家族全員の名前をフルネームで書くのはおすすめできません。
子どもの人数や性別までわかってしまうので、犯罪のターゲットにされる可能性が高くなります。
表札を出すのであれば名字だけにし、余計な情報は公開しないようにしましょう。
また、表札を出していると、訪問販売員や空き巣犯などが仲間にその家の情報を伝えるためのマークを書き残す可能性があります。
こまめにチェックし、見覚えのないマークがあれば消すようにしてください。
まとめ
戸建てに表札を出さないことには防犯面でのメリットがありますが、地域とコミュニティを形成しづらくなるなどのデメリットもあるので注意が必要です。
表札を出す際には名字のみにするなど付け方の注意点もさまざまにあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
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