長期優良住宅とは?購入するメリット・デメリットをご紹介
住宅の購入を検討しているのであれば「長期優良住宅」といった言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
断熱性能や耐震性能などが一定の基準に達していると認定された住宅です。
この記事では、長期優良住宅とは何か、購入するメリット・デメリットをご紹介します。
住宅を購入する前に知っておきたい!長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは、長期間にわたって優良な状態を保つことができる住宅のことを指します。
長期優良住宅に認定されるにはいくつかの条件があり、温熱環境・劣化の軽減・高齢者への配慮などが項目に含まれています。
具体的にはなんの断熱材を使っているのか、耐震性が高いか、バリアフリー性が高いかが評価基準です。
評価基準に達しているかどうかは、断熱等性能等級・劣化対策等級・高齢者等配慮対策等級を参考にすると良いでしょう。
等級で示されているため基準に達しているかわかりやすくなっています。
長期優良住宅のメリットとは
長期優良住宅を購入すると、所得税における住宅ローン控除の優遇措置を利用できます。
最大で13年間、年末に住宅ローンの残高のうち0.7%が所得税から控除されます。
また、不動産取得税においても減税措置を適用可能です。
不動産取得税の計算は以下のとおりです。
不動産取得税=(固定資産税評価額ー控除額)×3%
長期優良住宅の場合、控除額が1,200万円から1,300万円まで引き上げられます。
長期優良住宅のデメリットとは
長期優良住宅に認定されるためには申請・審査が必要です。
一般的には20~30万円程度の費用がかかるといわれています。
また、建築・入居後も定期点検が必要です。
点検の結果、必要に応じてメンテナンスをおこなう必要があります。
メンテナンスにも費用がかかるため、住宅購入の際はこの点も考慮しなくてはなりません。
そのため、住宅を購入する際は適用できる控除と申請・審査・メンテナンスにかかる費用を比べてから購入を検討する必要があるのです。
ほかにも、長期優良住宅は工事の着工に時間がかかるケースが多いでしょう。
行政機関に長期優良住宅の認定をもらってから着工するためです。
まとめ
長期優良住宅とはなにか、購入するメリット・デメリットをご紹介しました。
長期優良住宅に認定されるかどうかは、断熱等性能等級・劣化対策等級・高齢者等配慮対策等級などで基準に達しているかで決まります。
控除や減税措置を適用できますが、出費も増えるためメリット・デメリットを考慮して購入を検討しましょう。
南プス不動産相談窓口COCOCARAは、南アルプス市を中心に売買仲介を専門としております。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
南プス不動産相談窓口COCOCARA メディア担当
南プス不動産相談窓口は、南アルプス市エリアの不動産情報を豊富に取り扱う不動産会社です。新築戸建てを探している、土地の売買で困っている、などの方に有益な情報をお届けできるよう当サイトのブログでも不動産に関連した情報をご紹介します。