◎夫婦共有名義で物件購入する時の注意点◎

住宅ローン

共働きの世帯が増える近年
物件購入後の住宅ローンの支払いも夫婦が一緒に支払いを進めるという考えが主流となってきました。

今回は夫婦共有名義で物件購入する際の注意店についてご紹介いたします。

共有名義で物件を購入するPOINT


↳共有名義でマイホームを購入した場合、それぞれの出資額の割合に応じて登記を行います。

例)2,000万円の戸建てを共有名義で購入した際、夫と妻がそれぞれ1,000万円を負担。夫と妻は2分の1ずつの持ち分という計算になります。

出資金の占める割合が変われば持ち分の割合も変わってきます。しっかりお互いの所有する割合をしっかり決めておかないと、のちに共有部分で揉めてしまったりトラブルになる可能性があります。

共有名義で物件を購入する注意点


↳共有名義の場合住宅ローンの控除がそれぞれに受けられることです。
本来は2,000万円の価値の建物に対して、夫婦はそれぞれ半分ずつの持ち分なので、1,000万円ずつの控除が受けれることになります。
この住宅ローンの控除は、ローンの年末残高1%が10年間減税されるものをいいます。

注意点として、夫婦それぞれローンを組む必要があります。
どちらか片方がローンを組めないと成立しません。

また、建物売却時にそれぞれの認識が一致しなければ売却へと進むことは困難になります。意見が一致せずに頑なに売却を拒むケースもあります。また、単独名義へ変更する場合はそれぞれの金融機関にて変更手続きをする必要があります。

どちらかが退職してしまった場合
年間110万円以内であれば肩代わりも可能です。
それ以上の金額になると贈与税が発生する可能性があるので注意しましょう。


COCOCARAアドバイス


↳購入時の負担が軽くなるメリットだけを考えずに、住宅ローン控除、退職の可能性等、しっかり
ライフプランを考え計画的に問題なく支払いができるかを十分考慮しましょう。



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